Live2Dアニメーションで一部エッチシーンが楽しめる!……というストレートに最高な要素が搭載された『Role player:小粥姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE!』をご存じだろうか。美少女ゲーム業界の名門ブランド「あかべぇそふとつぅ」が満を持して送り出したタイトルで、ブランド初の試みとして Live2Dアニメーション を盛り込んだ作品なのだが、これがとにかくエロい。「実用度が高すぎる」とコアな美少女ゲームファンに話題沸騰中なのだ。
今回の記事では、本作の魅力をご紹介する。CGにピンとくるものを感じた方は、ぜひプレイを!
エッチなコスプレ姉妹とSEX三昧!
本作の最大の特徴はぐりぐちゃと動くエッチシーンだが、軸となっているキャラクターや世界設定も見逃せない。プレイヤーの分身である主人公は”漫画家”で、一般漫画家として仕事をしつつも、別名義で描いたエロ漫画をネットの海に放ち続けている。その内容はというと「モラルの欠片もない性欲全開シチュエーションと、ポロりは当たり前。むっちりミチミチコスチュームのオンパレード」といったものなのだが、離島コスプレリゾート──通称「コスタリア」で出会った巨乳姉妹が彼の漫画を現実のものへと変えていく。
「先生の描いたキャラクターになって、漫画と同じコトを、してみたいんです! ダメ……ですか?」
そんな誘惑に勝てるわけもなく、主人公とエッチな姉妹の”ロールプレイ”が幕を開けていくのだ。
ゲームの進行は、プロローグを終えると、ひたすらエッチを楽しめる姉妹の個別パートへと移行する。この個別パートでは、姉妹のコスチュームを選択して、エッチなイベントを体験していく。難しい要素は一切なく、欲求のままに選べばそのコスチュームでのエッチを楽しめるので安心だ。
すべてのエッチシーンを見ると、ヒロイン別のエンディングにたどり着く仕組みになっているので、全シーンをコンプリートするのも簡単。
ゲームの仕組み自体はシンプルで、難しい分岐などもないが、ひとつひとつのエッチシーンはとにかく濃厚で、プレイはもちろん、二人の姉妹の性格も深く描いた見ごたえのあるものになっている。プロローグで語られる彼女たちの人物像が、エッチの中で映える作りになっており、下半身を熱くさせてくれるのはもちろん、プレイヤーをキュンキュン(死語)させてくれるのだ。エッチ特化型のゲームでありながら、そこに丁寧で、過剰すぎないキャラクター描写とストーリーを入れ込んでいるのは、美少女ゲーム作りの匠である「あかべぇそふとつぅ」 の”らしさ”だろう。
本作をプレイすると、二人の姉妹のことがとにかく頭に残る。過激なプレイはもちろんだが、その間のコミュニケーションが実にうまく心をくすぐるのだ。
Live2Dアニメーション のエッチはもちろん、CGもエロすぎる
Live2Dで描かれるエッチシーンはぐりぐちゃと動きまくって文句がないほど美しく、エロい。筆者は”動く”系のエロゲーが大好きなので、2D、3Dとさまざま遊んできたが、本作のLive2Dからは美少女ゲームの新たな表現の可能性すら感じた。”動く”ことが映える肉感的なヒロイン達を用意し、そこにエッチの”ぐりぐちゃ”感を添えることで、視覚的にも音声的にもエロすぎるものに仕上がっているのだ。どんな塩梅か気になるという方は、Hシーンアニメが楽しめる体験版に触れてみるといいだろう。
ぐちゃぐちゃ感を高めるための設定として、処女なのになぜか母乳が出るというファンタジー設定も用意されている。一部のエッチシーンでは、よってはぴゅっぴゅっとアニメーションしながら胸から母乳が飛び出すのだ。これがなんともエロティックでたまらない。もちろん、母乳ものというほど頻繁に母乳が出るわけではなく、それを前面に押し出したものではないので、苦手意識のある人もご安心を。あくまでバリエーション豊かなエッチのおまけとして捉えていいだろう。
冒頭に書いたように、本作は一部エッチシーンがLive2Dで、その他のシーンは一枚絵の2DCGとなっている。Live2Dのエッチシーンの数はかなり多いので、ボリューム不足を心配することはないが、2DCGで描かれたエッチシーンも負けず劣らずエロい。
差分も大量に用意されているうえ、肉感的な描写は今にも動き出しそうな迫力があるし、なによりこだわりぬいたアングルがたまらなく良いのだ。
本編を一通りプレイしても本作は終わらない。なぜなら本作には、濃厚なエッチシーンを振り返るギャラリー機能に加えて”オナサポモード”という、エッチシーンを好きな順番で並べて楽しむ機能も存在するのだ。これを使えば、エッチシーンの実用度をより高めることが可能になる。
また、おまけ要素として、キャラクターの台詞を編集できる機能なども用意されていて(台詞字幕を書き換えるものなのでもちろん音声はなし)、こちらも使い方次第でさまざまな遊びに応用できる。ただの”抜きゲー”にはなっていないところも、本作の見逃せない部分のひとつだろう。
あかべぇそふとつぅの新境地!”次”もぜひお願いします
あかべぇそふとつぅというブランドの名を聞くと、物語として好評を博した2000年代前半のタイトルを想像する方がいるかもしれないが、最近では”実用度”の高いソフトを出してきており、これらのソフトはエロティックな描写に力を入れつつも、丁寧なキャラクターや世界設定の積み上げも過去の名作と変わらず行われている。
本作もプロローグが、エロティックでファンタジーなプレイにつながる助走として心地よいものになっているので、ぜひゆっくりと味わってもらいたいと思う(という筆者も、最初のプレイまでは、エッチシーンが見た過ぎてスキップを多用しました)。
本作は、最初から最後まで、ひたすら満足感のある実用度の高いソフトとなっているため、美少女ゲームに”エロ”を求める方には外さない一本となっている。Live2Dによる肉感的な描写を見てしまうと、もう普通のエロゲーでは満足できないようになってしまうのが困りものだが、 あかべぇそふとつぅには、ぜひともこの仕組みと方向性でもう一作、いやもう三作とか十作くらいエッチなゲームを制作してほしい。そのためには、ますます本作が周知され、多くのプレイヤーに歓迎される必要があるので、遊んだ方は是非、感想などを大人な友人に伝えてもらいたい。
購入を迷っている方がいるとしたら、筆者は”Live2Dの動くエロを信じろ”と言葉をかけるだろう。キャラクターのデザインが気に入ったなら勝って損のないタイトルなので、公式サイトで姉妹の姿はもちろん、コスプレで”キャラ変”した彼女たちをじっくりと見てから購入を検討するといいだろう。
なお、本作は発売後にアペンドパッチが配信され、エッチシーンが2つ追加となった。現在はこちらが適用されたAPPEND+版を買えば、追加要素も含めた全編を遊べるようになっている。また、APPENDで追加されたアニメHシーンの演出強化と、機能調整などのパッチも配信されており、こちらはオンライン環境でダウンロードする仕様になっている。
■タイトル :Role player:小粥姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE!
■ブランド: あかべぇそふとつぅ
■ジャンル:破廉恥BODYのレイヤー姉妹とロールプレイHするADV
■発売日:通常版・限定版:2021年6月25日(金)
APPEND+版:2021年9月30日(木)
■スタッフ:
キャラクターデザイン/原画:浅海朝美
シナリオ :泰良則充
Live2Dアニメーション制作:PopNation(studio dream emulator)
鳩春
黒結
bwell
■パッケージ版/ダウンロード版発売日:2021年9月24日
■対応OS:Microsoft Windows 8.1/10 日本語版
■価格:APPEND+版8,580円(税抜価格7,800円)
■年齢区分:18歳未満購入禁止
■公式サイトURL:http://www.akabeesoft2.com/products/roleplayer/index.html