アニメーションを導入したエロゲーは、とにかく実用度に秀でている。『メスつまみ 〜世話焼き年上妻と真面目なツンツン妻との愛欲性活〜』は、胸やお尻がブルンブルンと動くエッチシーンが用意されているほか、立ち絵も肉感たっぷりに揺れ、プレイしている間中、妄想が加速するような体験ができるのだ。
本記事では、実用度たっぷりの本作のレビューをお届けする。
(文:安田タモツ)
愛されていない人妻をエッチで救う!?
主人公の笠原知弥は大学時代の先輩・吉見貴裕の会社で働くサラリーマン。吉見に恩は感じるものの、それを理由に調子に乗られ、仕事外のプライベートでもこき使われるのに嫌気がさしていた。窮屈な毎日を過ごす知弥の癒しとなっているのは、親切にしてくれる明るいご近所妻・朱梨と、吉見の妻である夏帆の存在だった。しかし、美人で心優しい彼女たちを「夫」は大事にしていない。そんな人妻たちに並々ならぬ感情を抱く知弥は、彼女たちを自分のものにすることを決意する。
夫婦関係に亀裂の入りかけている二人の人妻は、決意を固め、距離を縮めてくる知弥に心を許し、身体を開いていく。最初は自慰の手伝いだったものが、フェラチオへと移り、コンドームという予防ラインをつけたSEXへ……。しかしそのうちにコンドームもつけなくなり、さまざまな場所でのSEXに耽るようになる。ついには夫に開発されていなかったアナルにペニスを受け入れたり、自らエッチな下着を纏って知弥を誘惑しにくる。
タイトルからは鬼畜なプレイを想像する方がいるかもしれないが、プレイにハードな要素は少なく、知弥と人妻たちとの合意のもとで進んでいく。
人妻たちとのプレイでは、アニメーションするエッチシーンも多く、胸やお尻がブルンブルンと揺れる。アニメーションしないエッチシーンのほうも見ごたえはばつぐんで、体位によってはディティールまでよく見える静止画との相性の良さも感じる。
イベントシーンはエッチシーンオンリーなので、実用度にこだわる方にもおすすめしたい作品となっているが、会話の中で語られる”人妻”としての言葉には、NTRものとして興奮を掻き立てるエッセンスも詰まっている。フィクションだからこそできる、エッチなドラマ作りにも注目してもらいたい。
即戦力!なエロゲーをお探しの方におすすめ
本作は、二人のヒロインのデザインと人妻という立ち位置に魅力を感じる方に強くおすすめしたい抜きゲーだ。”欲求不満が溜まっている人妻を自分のものにする”という物語を、”安全に”フィクションとして楽しめるというのは嬉しいものである。
なお、本作の続編として、『メスつまみ2 〜いじっぱり強気妻と清楚な気弱妻とのラブエロ性活〜』も好評発売中である。こちらも人妻を自分のものにする作品で、Hイベントアニメ&E-moteにも対応している。こちらはナンバリングタイトルとなっているが、本作をプレイしなくても楽しめる作品になっているので、2のキャラクターデザインに惹かれたなら、こちらから始めてみるのもいいだろう。
■タイトル:メスつまみ ~世話焼き年上妻と真面目なツンツン妻との愛欲性活~
■ブランド:ANIM(アニム)
■ジャンル:ムッチリ巨乳妻達とのエロエロハメライフAVG
■発売日:2021年1月29日(金)
■価格:発売価格6,800円(税込 7,480円)
■スタッフ:
原画:相川亜利砂/紅葉-K/リャオ(男性キャラクターデザイン)
シナリオ:シャア専用◎/内藤自由
■対応OS:日本語版 Windows 7/8/8.1/10
■公式サイト:http://www.hs-crowd.co.jp/anim/product/pro_pc/pc067/index.html