【レビュー】完堕ちまでの過程が濃厚に描かれる『恥辱の制服2』。エロくてちょっと笑えるクリアー後の鑑賞機能が魅力!

2022年5月27日にBISHOPより発売された『恥辱の制服2』。”制服美女セクハラ凌虐アドベンチャーと銘打たれた本作では、そのジャンル名の通よおり(コスプレを含む)制服をまとった4人のヒロインたちを堕とす過程をじっくり楽しめるタイトルになっている。本記事ではそんな本作の魅力を紹介していきたい。

(ライター:マンモス丸谷)

快楽堕ちをエロシーンの質と量でていねいに描くゲーム本編

『恥辱の制服2』は、上司のパワハラへの報復で愛人の女性社員を襲い失職した主人公が、人生の幕を下ろそうと流れ着いた地方都市、折戸市で魅力的な4人の女性=攻略対象のヒロインたちと出会ってでふっ切れ、欲望のおもむくままに行動していく……という導入からスタート。ゲーム本編に入ると1日が昼、夕方、夜と3つのパートにわかれ、それぞれの時間帯で攻略対象の女性が出現するポイントに移動すると、イベントが進行していく。

▲1日に3回、攻略対象に接近してイベントを起こすことでストーリーが進んでいく。誰に近づくかはプレイヤーが自由に選択できる

イベントをいくつか起こすと、攻略対象であるヒロインの弱みや、襲う際に都合のいい場所や時間の目星をつけるといった情報が集まっていき、マップに新たなポイントが出現。そこに向かうとHシーンが発生し、ストーリーも大きく動いていく。

1度目のHシーンが終わった後も、基本的なゲームの流れは同じ。イベントで情報収集→新しいHシーンを見る→情報収集……をくり返していくと、攻略対象の調教がどんどん進んでいき、やがては新規に発生するイベントのほとんどがHシーンになり、最後にはヒロインが完全に主人公に隷属。快楽に堕ちきった状態でのHシーンが展開される。

▲ゲーム序盤は、4人のヒロインの勤務時間や職場で死角になるポイントをHシーンなしの通常イベントで探り、レイプを成功させるプランを(主人公が勝手に)練っていく

本作はこの情報収集→Hシーンのサイクルの中で、ヒロインたちが快楽に抗えなくなっていく過程が、いい意味でねちっこく描かれている点が非常に魅力的。このヒロインたちの変化は会話シーンでもていねいに描かれているうえ、Hシーンも①主人公に脅されて嫌々従っている時期、②快楽を感じ始めて戸惑っている時期、③主人公がヒロインを完全に堕としにかかるシーン、④隷属させたヒロインを再調教するイベントなど、ヒロインの置かれた段階に応じたHシーンが複数用意されている。

凌辱系のエロゲーが好きな筆者のような人にとっては、質、量ともに満足のいくHシーンになっているはずだ。

▲本作の主人公はかなり絶倫。そのおかげか(?)、大半のHシーンでは体位を変えて2回以上射精するため、1回のイベントで2、3種の基本CG+差分が見られる
▲プレイヤーが責める部位を選べる職場痴漢イベントは、とくに差分が豊富
▲調教が進むと、職場の制服以外のコスチュームを着たHイベントも発生
▲再調教イベントでは、快楽に堕ちきって激しく乱れるヒロインたちの姿を堪能できる
▲複数人でのプレイや、妊婦になったヒロインとのHシーンも用意されている

こだわりを感じさせるオプション機能

Hシーンの基本的な数が多いことに加えて、Hシーンひとつひとつの表示オプションや、ヒロインの立ち絵をプレイヤーの好みでいじれるようになっているのも『恥辱の制服2』の特徴だ。まずHシーンでは、陰毛や吐息の表現、挿入部分のカットインを表示するかどうかが選べるようになっている。

▲陰毛、吐息のON/OFFは、元のイベントCGをじっくり見たいと思った時に使うと便利

立ち絵に関してのオプションはさらに豊富。シナリオの展開的には制服を着ていなければならないようなシーンでも、ヒロインを全裸や下着姿(各ヒロインに3種類前後用意されている)にすることが可能で、加えて上は制服のままスカートのみを脱がせる、その逆のトップレス、下着+ストッキング、ラバースーツといったバリエーションも搭載。多くの人のフェティッシュに応えられる衣装脱着機能になっている。

▲ゲーム本編では見ることがない状態の立ち絵も、脱衣設定を使えばお目にかかれる
▲イベントの流れでヒロインが主人公と接近した状態になると、プレイヤーが設定した衣装を着たヒロインの顔、胸、腰、どこをに目線を持っていって視姦するかも決められる

ここで挙げたオプション機能は、通常のゲームプレイ中でもほぼ制限なく利用できるが、エロ目的で本領を発揮するのは、各鑑賞室。

ここではイベントCGや立ち絵のバックにあえぎ声を流せるため、自分好みの衣装とボイスを組み合わせた、実用性十分な画面が作り出せる。とくに立ち絵鑑賞室の自由度は高く、ゲーム本編では見る機会が少なかった3人以上のヒロインを同時に並ばせたり、メッセージウィンドウや画面内にプレイヤーが自分で入力したテキストも表示させられる。

通常のイベントシーンや立ち絵をエロく、またはギャグ方向にアレンジできるのも、本作の魅力といえるだろう。

▲あえぎ声のBGV、HシーンのBGMにテイストの異なる2種類のバージョンが用意されているなど、音まわりのオプションも充実
▲立ち絵鑑賞室ではイベントCGとさまざまな衣装を着た立ち絵、BGV、テキストなどを組み合わせて遊べる

凌辱系の抜きゲーに求められる実用性の高さと十分なボリュームに、オプション機能やゲームクリアー後の鑑賞室で遊べる要素も加わっている『恥辱の制服2』。個人的には射精カウントダウンだけではなく、ヒロインがイク(放尿や潮を吹く)シーンまでのカウントダウンがほしかったのと、Hシーンがない通常イベントをコンプリートがやや面倒(調教が進むと選択不能になるイベントが一部存在する)な点が気になったが、質、量ともに優れたHシーンの前ではささいなことだ。

BISHOPのタイトルをがっつり遊ぶのは初めてだったが、ほぼ同様のシステムで制作されている過去作品も遊びたくなった。ハードめな内容のエロコンテンツを探している人には、ぜひ触ってみてほしいタイトルだ。


■タイトル:『恥辱の制服2』
■ブランド:BISHOP
■ジャンル:制服美女セクハラ凌虐アドベンチャー
■シナリオ:麿 / 大津菜美 / 紺乃瑞樹 / 月影彰太 / 橘トラ
■原画:水島☆多也 / 金目鯛ぴんく / 玄野トモアキ
■発売日:2022年5月27日
■価格:パッケージ版:9,680円[税込] / ダウンロード版:8,580円[税込]
■対応OS: 日本語WindowsXP/Vista/7/8/8.1/10
■公式サイト:http://mx1.bishop.jp/products/cs2/index.html

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