【体験版レビュー】Orthrosデビュー作『ツヴァイトリガー』体験版インプレッション

シナリオに『なないろリンカネーション』(CandySoft)、『9-nine-』シリーズ(ぱれっと)等数々の名作を手掛けてきたかずきふみ氏、原画にラノベ等でも活躍するトモゼロ氏を迎えて放たれる、新ブランド「Orthros」のデビュー作『ツヴァイトリガー』。本作の体験版が公式サイトより公開されているので、そのインプレッションをお届けする。

▲自分は永遠に彷徨い続けるのだろう、という少女のモノローグから始まる

本作はタイトルのとおり二人の主人公が登場し、それぞれの視点で「神隠し」と呼ばれる超常現象に巻き込まれ、あるいは立ち向かっていくストーリー。これは導入体験版ということで、主人公の一人「来栖雄馬」が事件に遭遇する導入場面を楽しむことができる。

▲雄馬はここ10年ほどでのこの街の発展に違和感を覚えている

冒頭では、雄馬が学生生活を送る日常が描かれていく。ここでは幼馴染の少女「水瀬由那」が登場し、他愛もないやりとりに花を咲かせてくれる。そんな中、雄馬が覚えている違和感、過去に「神隠し」に遭ってしまったもう一人の幼馴染「秋月かなめ」のことなどが語られていく。

▲明るくて運動神経抜群な由那
▲雄馬と由那のお姉ちゃん的存在だったかなめ

ストーリーが急展開するのは、主人公が散歩の途中、かなめや由那と遊んだ記憶のある神社に立ち寄った時。唐突に周囲の雰囲気が変わり、奇妙な怪物まで現れる。主人公のモノローグで進行する場面でも、主人公が注視した部分に背景がズームするなど細かい演出も光っていた。

▲見るからにヤバそうな怪物が登場

怪物から逃げる雄馬だが、ついに捕まってしまう。絶体絶命の状況に現れたのは、日本刀を振るう少女だった。こうして彼女に助けられ、元の世界に戻るのだが……。

現れた少女が怪物を斬り倒す

翌日、かなめお姉ちゃんにそっくりなあの少女が気になっている雄馬の前に現れたのは、「マイキー」と名乗る青年。彼も「あの世界」に行ったことがあるという。あの世界は「神域」といって、彼はそれについて探っている組織に所属しているようだった。マイキーから「神域に行きやすくなる薬」なるものを貰って飲んでみると、神域への扉が。

▲なにげにドアが開く部分はアニメーションする

こうして再び「神域」に足を踏み入れたのだが、こっそり付いてきていた由那も巻き込んでしまう。そこを再びあの少女に助けられることに。そして彼女はやはり10年前に消えたかなめお姉ちゃんだった。彼女は10年間ここで戦い続けてきたのだ。

▲主人公と由那は彼女を救い出そうと決心するのだった

元の世界に戻ると、マイキーが所属しているという組織のボスと合うことに。かなめを助けるために戦いを始める…というところで体験版は終了。

▲ボスはいくつも修羅場をくぐってそうなカッコいい女性

プレイできるのはほんの冒頭部分だけではあったが、惹き込まれる設定やテンポの良い展開を味わうことができて期待が高まる。さらに本編の内容を楽しめる追加体験版も予定されているので、そちらも期待して待ちたい。

なおFANZA GAMESでは、本作のシナリオを務めるかずきふみ氏が手がけるパープルソフトウェアの『クリミナルボーダー 1st offence』がセットになったコラボパックが、11月24日までの期間限定で発売される。体験版をプレイして『ツヴァイトリガー』が気になった人は、ぜひ『クリミナルボーダー 1st offence』とセットで購入することを検討してみよう。


■タイトル:ツヴァイトリガー
■ブランド:Orthros
■ジャンル:二つの想いが未来を紡ぐADV
■シナリオ:かずきふみ
■原画:トモゼロ
■背景デザイン:三好奈緒
■Live2Dモーション:ばいたるらぶ
■ディレクター:小竹義彦
■発売日:2022年11月25日発売予定
■価格:8580円[税込]
※抱き枕カバー付き限定版:2万1780円[税込] 
※【期間限定】クリミナルボーダー 1st offence×ツヴァイトリガー ミナツヴァコラボセットは、1万1761円[税込]
■対応OS: Windows 8.1 / 10 / 11
■公式サイト:https://orthrossoft.jp/

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