【レビュー】『シークレットラブ(仮)』は「シークレット」と「オープン」の2種類のルートでラブコメが楽しめる! ストーリー、エッチシーンともにボリューム満点♥

HOOKSOFTより2024年7月26日にリリースされた『シークレットラブ(仮)』。同ブランドの25本目のタイトルとなった本作は、4人のヒロイン全員にバレない恋を楽しむ「クローズ」と、周囲にラブラブぶりを見せつけていくような「オープン」の、ふたつ(計8つ)のルートが存在する。これによってボリュームたっぷりのテキストアドベンチャーとなっている。

本記事ではそんな『シークレットラブ(仮)』の魅力を、ネタバレ少な目でお届けする。

(ライター:マンモス丸谷)

4人のヒロインから迫られる、モテ期を楽しむ

『シークレットラブ(仮)』は、学園祭が開催される直前に突如としてモテ期がやって来た主人公、泉 夏野となり、アプローチをかけてくる4人のヒロインからひとりを選択。彼女になったヒロインとの恋愛模様を読み進めていくアドベンチャーゲームだ。

▲4人のヒロインから「告白待ち」状態でスタートする本作。写真は距離感の近さと無自覚なエロさで主人公の夏野を揺さぶる同級生の赤塚ハル

▲「清楚系変態クラスメイト」なるキャッチコピーがつけられている名取美沙。彼女とはふだんはローテンション、ふたりきりになると向こうから変態プレイを求められるというギャップのあるストーリーが楽しめる

▲幼なじみの佐和ちあき。共通ルートではモテ始めた主人公を見て焦る姿、個別ルートに入ってからは学校だけでなくおたがいの自宅でイチャイチャするやりとりをたくさん見られる

▲桃内楓は唯一の年下ヒロインで、学園一のお嬢様。ゲーム序盤では彼女からの提案で偽装カップルとしてともに行動。個別ルートでは偽装カップル「ごっこ」、もしくは全校生徒の注目を集めるカップルとして学園生活を送ることに

本作はゲームスタート時からモテモテ、4人全員とフラグが立っている状態でお話が進んでいくが、れっきとした純愛ゲーム。共通ルート(序盤)中は、ヒロインやクラスメイトたちとのほぼほぼ健全&コミカルなやりとりを見つつ、学園祭が開催されるまでの日々を過ごしていく。

▲彼女が決まるまでの共通ルートは健全ラブコメな展開。とはいえ脇がぱっくり開いた女子の制服はなかなかセクシー

共通ルートを締めくくる学園祭では、当日を一緒に過ごす相手を4人のヒロインの中からひとりだけ選択。ここで選んだ相手がそのまま夏野の彼女となり、以降はヒロインごとの個別ルートへ突入する。

▲4人のうち誰が彼女になるかは、この選択肢で決まる

合計8つのシナリオルート、48におよぶエッチシーン

本作のルート分岐は非常にシンプルだ。メインヒロインが誰になるかは、前述の通り学園祭当日に確定。そして翌日に現れる選択肢によって、恋人どうしになったことを隠し続ける「クローズ」か、むしろ周囲に交際を宣言する「オープン」、どちらのルートに入るかが決定する。この2つの選択肢以外はゲームの流れに影響を与えることはないので、学園祭の前に出る選択肢(どの順番でヒロインに話しかけるか)は、とくに悩まず選んでしまってオーケーだ。

▲一度のプレイですべてのテキストを読みたいという人は、個別ルートに入ったあとの選択肢(教室移動)に注意。ここでエッチシーンが発生する場所に移動してしまうと、ほかの2ヶ所で発生する会話シーンが見られなくなってしまう

ヒロインによって多少の差はあるが、クローズルートは周りにバレずに会話やデートを楽しむドキドキ感や、ときおり夏野のスマホに送られてくるエッチな自撮り画像などが見どころ。もう一方のオープンルートは、公認カップルならではの学園でのイチャラブに、こちらののろけに対するクラスメイトの反応などが楽しいストーリーになっている。

▲クローズルートでは、周りに隠れて主人公を挑発するヒロインの姿が多く見られる

▲オープンルートは主人公&ヒロインののろけに対するリアクションを見るのが楽しい

さらにクローズとオープンには、プレイ内容が異なるエッチシーンが6つずつ用意されている。そのため本作にはひとりのヒロインにつき12、合計すると48という数のエッチシーンが収録! 本編のストーリー、エッチシーンともに、読み応え十分なボリュームをそなえているのも、本作の大きな魅力といえるだろう。

▲エッチシーンの種類が多いため、実用性も高い

タイトル通りの「バレない恋」を十二分に体験しつつ、周囲を巻き込んだイチャラブも同じ熱量で楽しめる『シークレットラブ(仮)』。さまざまなシチュエーションのラブコメを楽しみたい人には、とくにオススメしたいタイトルだ。


■タイトル:シークレットラブ(仮)
■ブランド:HOOKSOFT
■ジャンル:バレないを楽しむ秘密の恋愛ADV
■発売日:発売中(2024年7月26日)
■価格:
 パッケージ・初回版:9,800円(税別)
 DL版:9000円(税別)
 パッケージ・豪華版:16,300円(税別)
■制作スタッフ(一部):
 原画:K子、まんごープリン
 SD原画:のいと
 シナリオ: 岸田ソラ、モーリー、阿部まれお、渡辺僚一
 ディレクション:岸田ソラ
■対応OS: Windows 10/11日本語版
■ブラウザ版対応OS:Windows 10 / 11 / Mac OS X Yosemite以上 / Android 5以降 (7以上推奨) / iOS 最新バージョン
■ブランドURL:https://www.hook-net.jp/
■公式サイト:https://www.hook-net.jp/sl/

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