「アリスソフト35周年記念展 ALICEの館35」レポート! 開発者や声優のステージイベントや原画展示、さらにはアリスソフトミニ(仮)なるハード発表も!!

アリスソフトは2024年9月15日~16日、同社のブランド設立35周年を記念したイベント、「ALICEの館35」を開催した。本記事では東京・秋葉原UDXに展示されたアートコレクション、開発資料、レアグッズの写真を中心に、同イベントを振り返っていく。

秋葉原UDX 2FのAKIBA_SQUAREは怒濤の展示物!

「ALICEの館35」の展示イベントは、秋葉原UDXの2フロアを使って実施され、メイン会場となった秋葉原UDX 2F AKIBA_SQUAREでは、平成元年から現在に至るまで美少女ゲームを制作してきたアリスソフトの歩みがわかる資料(原画、年表、グッズなど)や歴代タイトルのメイン原画家、業界に所縁のある社外イラスト作家からのお祝いイラストなどが展示されていた。

▲アリスソフトを代表するシリーズの主人公&メインヒロインが並ぶウェルカム展示

▲35年間にアリスソフトからリリースされたソフトが網羅された年表

▲年表コーナーの背後には、歴代作品のポスターを展示

▲歴代メイン原画担当者による色紙(K氏のみA4イラスト)

▲業界に所縁のある社外イラスト作家による応援イラスト展示

▲来場者がコメントを貼れるボードには、アリスソフト所属のクリエイターのメッセージも書き込まれていた

▲2Fに展示されていた原画、カラーイラストなどの開発資料は400点を超える

▲メカや装飾物など、キャラクター以外にも詳細な設定をもとにイラスト化されていることが確認できた

▲アニメーションが採用された作品の絵コンテ

▲アリスソフトに限らない、美少女ゲームのグラフィックの変遷を知れる文字資料

▲過去にイベントで使用された衣装も展示

今回のイベントのために制作された魔剣カオス

▲レーザーディスクやビデオテープから始まり、キーホルダー、アクリルスタンドに缶バッジ、マスクなどを展示していたグッズコーナー。グッズからでも時代の移り変わりを感じられた

▲グッズの中でも超レアなアイテムが並んでいた、ユーザーズクラブの展示コーナー

▲アリスソフトヒロインたちのフィギュア(健全)

お待ちかね!?の4F UDXギャラリーはムフフ♥な展示と物販

もう一方の秋葉原 UDX 4F UDX ギャラリーでは、アリスソフトの歴代タイトルのエッチシーンの原画や色指定の展示に、抱き枕カバー、露出度高めの大型パネルに加え、さらには超昂戦士のおっぱい揉み放題という体験型のアトラクション(?)も設置。入場の際に年齢確認が必要なエリアならではの展示で、来場者を楽しませていた。

▲800点を超えるエッチシーンの原画、色指定などが展示されていた、圧巻の18禁アートコレクションスペース

▲着色前の原画、指定の書き込み、衣装の差分など、ゲーム内では見られない貴重な絵も目にすることができた

▲18禁バージョンのフィギュアは4Fに展示

▲グッズも4Fにはオナホールにおっぱいマウスパッド、抱き枕など、実用性(?)に寄ったアイテムが並んでいた

▲おっぱい揉み&スカートめくりが楽しめた、超昂戦士パネル

▲超昂戦士たち以外にも、露出度高めのセンシティブ系パネルが取りそろえられていた

▲終始盛況だった物販コーナー

▲歴代作品のメインビジュアルなどを使ったミストグラフ。アリスソフト公式BOOTHで注文受付中

ステージイベントレポート! そしてアリスソフトミニ(仮)が電撃発表!

展示物や物販だけではなく、様々な催しも今回のイベントでは開催されていた。まずはステージイベントをレポートしていこう。

ステージイベントでは2日間に渡って「超昂大戦 エスカレーションヒロインズ」の声優陣5名(蒼乃むすびさん、御苑生メイさん、榎本ねむさん、綾音まこさん、青葉りんごさん)による「アリスソフト放送局inアキバ&超昂大戦生アフレコステージ」や、アリスソフトの原画家、織音氏(両日参加)、MIN-NARAKEN氏(15日に参加)、おにぎりくん氏(16日に参加)のサイン会が実施されたほか、15日には「アリスソフト35周年アートコンテスト」(結果はコチラ)、16日には「超昂大戦開発インタビュー」も行われた。

▲アリスソフト35周年アートコンテストで大賞に選ばれた、ちぷししさんのファンアート

超昂大戦開発インタビューには、同作のディレクターHIRO氏、監督の天雪ハルカ氏が登壇。リリース前の苦労話から部ごとにヒロインを変更する構成にしたきっかけ、「超昂大戦 エスカレーションヒロインズ」から登場の新キャラクターたちのキャラクターデザインへのこだわりが語られたのち、まもなく4周年を迎える同作の10~12月までのロードマップや新キャラクターのシルエットが、「ここだけの話」として公開され、ステージを大いに沸かせていた。

また、両日とも午後から、織音氏がファンの目の前で絵を描いていく「ライブドローイング」を実施。多くのファンが固唾を呑んでモニタを凝視していた。

▲ステージイベントとは別に、特設エリアにて織音氏によるライブドローイングが実施

アリスソフトの35年の歩みを体感できる貴重な展示物が大量に展示されていたのはもちろん、現在運営中の「超昂大戦 エスカレーションヒロインズ」の情報、さらにアリスソフトの名作が遊べるミニハード、アリスソフトミニ(仮)が開発中であることがサプライズ発表されるなど、未来の展望も確認できた「ALICEの館35」。『Rance35th Anniversary Box』の発売から始まる2025年、36年目のアリスソフトの活躍に期待したい。

▲2025年1月31日発売、36年目のアリスソフトを飾る予定の『Rance35th Anniversary Box』

▲ALICEの館35でその存在が明らかになった、アリスソフトミニ(仮)

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