【レビュー】『淫獄の放課後2』はハードな調教から快楽堕ちから妊婦プレイ、ハーレムエンドまで濃厚なエッチシーンを多数収録。安定と信頼のBISHOP製抜きゲー!

2025年1月31日にBISHOPより発売された『淫獄の放課後2』。本作は同社の実用性重視のタイトルの中でも、主人公(プレイヤー)に敵意を持つヒロインたちを凌辱・調教して屈服させることに特化したタイプの作品だ。

本記事ではゲームの概要や大量に用意されたエッチシーン、そのエッチシーンをより快適に使えるように施された、気の利いたオプション機能などを紹介しよう。

(比較的)後腐れなく凌辱&調教プレイに入り込めるストーリー

本作は2023年1月に発売された『淫獄の放課後』に続くシリーズ第2弾。ただし前作と本作のストーリーや登場人物たちに関連性はなく、「女子学生寮支配凌虐アドベンチャー」というゲームのコンセプトが引き継がれていることから「2」と位置付けられているタイトルだ。

『淫獄の放課後』シリーズは、BISHOP作品の中でもとくに主人公が(のちのち調教対象になる)女性キャラクターたちに悲惨な目に合わされている状況から物語が始まるのがお約束。本作の主人公である野島良樹の場合は、実質女子校となってしまった学園で教師兼女子寮の管理人として労働に勤しむも、学園のほぼすべての生徒+女教師に蔑まれている状態だ。毎日のように女生徒から攻撃される中、唯一フレンドリーに接してくれていた生徒、黒瀬聡莉も実は良樹を学園から追い出そうと画策しており……というプロローグから、ゲームはスタートする。

▲プロローグ開始時点では妄想でオナニーをする程度の善人(?)だった主人公、野島良樹だが、味方だと思っていた黒瀬聡莉の本心を知って闇堕ち。彼女をレイプしたことをきっかけに、BISHOP作品「らしい」マインドの鬼畜系主人公に変化する

このプロローグでの良樹の扱いがなかなかに辛辣なためか、本作は凌辱・調教ゲームに慣れ親しんでいない人でも、主人公の心情に一定の理解を示しながらゲームを進めていけるように感じた。

一方でこの手のゲームを好んで遊んでいる人の場合は、すぐに調教パートに入れる本編からプレイしがちだと思うが、そういった人にもぜひプロローグを読んでおくことをオススメしたい。プロローグで攻略対象となるヒロインたちの言動にひとまずイラっとしておくと、本編が進むにつれて快楽堕ちしていく様子をより楽しく眺められるはずだ。

▲攻略対象であるヒロインの5人は、全員もれなく主人公を軽蔑している。ゲーム序盤~中盤にかけては反抗的だが……

▲調教が進んでいくと主人公の一挙手一投足に怯えだし、やがては快楽に堕ちていく

量と質に加えてカスタマイズ要素も充実したエッチシーン

本作は朝、夕方、夜と、1日3回行動できるアドベンチャーパートで攻略対象に近づき、会話イベントを重ねていくとエッチシーンに発展する。この一連の流れを繰り返していくことでヒロインたちへの調教が進んでいき、最終的には主人公の牝奴隷として快楽堕ち、完全屈服するまでが描かれる。

▲マウスカーソルを合わせるとヒロインの表情が変化するイベントを選んでいくと、ストーリーの進行、もしくはエッチシーンへと移行

本作のアドベンチャーパートは攻略に決まった手順はないので、好きなヒロインを好きな順番で調教を進めていくことができる。エッチシーンを効率よく収集したい際に注意したいのが、見るとエンディングへ突入するタイプのエッチシーンがヒロインそれぞれに1、2種類用意されている、という点だ。このタイプのエッチシーンは、ひとりのヒロインを特別な牝奴隷として認めて共に生きていく……というトゥルー(?)エンドなため、選んだ時点でいったんゲームは終了、ハーレムエンドへの道が閉ざされてしまう。

▲紫がかったアイコンをクリックすると、調教の集大成ともいえる長めのエッチシーン=ヒロイン個別のエンディングを迎える

▲黄色いアイコンを選ぶと発生するエッチシーンを全て見終わるとヒロインが妊娠。ボテ腹状態でセックスするエンディングが見られる

そのため、複数人でのプレイなど本作に用意されたすべてのエッチシーン(69種類)を見るためには、エンディングを迎えるエッチシーンが登場するまで調教を進めたヒロインはいったん放置し、他のヒロインの攻略する必要がある。うっかり特定のヒロインと結ばれてしまうと、直前のデータをロードしてやり直しせざるを得なくなるため、アドベンチャーパートではこまめにセーブを行うことを推奨したい。

▲5人全員を個別エンディング直前まで調教したのち、朝に現れる「乱れ狂う牝奴隷たち」を選択するとハーレムエンドに突入

また、差分を使った遊びが充実しているのも特筆すべきポイント。エッチシーン中の陰毛や吐息のON/OFFにはじまり、立ち絵の衣装を変える&脱がす、頭、胸、下半身をアップにする機能など、BISHOP作品ではおなじみのカスタマイズ要素はひと通り搭載されている。ゲームクリア後はこれらの機能と喘ぎ声を組み合わせたCG鑑賞、立ち絵鑑賞もできるので、自分の好みを追求したシーン作りを行うことも可能だ。

▲陰毛はON/OFFだけでなく、ヒロインによって濃さ、量が違うのも見どころ。エッチシーンを「使っている」際は、射精カウントダウンの表示もありがたい

▲通常のゲームプレイ時だと表示される機会が少なめな、下着姿や立ち絵時の陰毛なども、鑑賞室では堪能できる

安定と信頼のBISHOP作品として、高い実用性とボリュームを備えている『淫獄の放課後2』。凌辱・調教ものが好きな人はもちろん、抜けるエロゲーを探している人には強くオススメしたいタイトルだ。


■タイトル:淫獄の放課後2
■ブランド:BISHOP
■ジャンル:女子学生寮支配凌虐アドベンチャー
■発売日:発売中(2025年1月31日)
■価格:パッケージ版9000円(税別)、ダウンロード版8250円(税込)
■対応OS:Microsoft WindowsXP/Vista/7/8/8.1/10/11
■スタッフ(一部):
 原画:水島☆多也 / 吉野恵子 / 深泥正 / 玄野トモアキ
 シナリオ:麿 / 大津菜美 / 紺乃瑞樹 / 高橋冷夢
■URL:http://www.bishop.jp/products/ingk2/index.html

バナー

PAGE TOP