『夜勤病棟リメイク』発売直前!伝説の作品を『夜勤病棟復刻版+』で振り返る

2024年2月22日(木)に、『夜勤病棟リメイク』がいよいよ発売となる。本作はアダルトゲームブランド「ミンク」より1999年に発売された『夜勤病棟』シリーズのリメイク作品だ。公式サイトなどで公開中の画像などを見る限りでは、かつての『夜勤病棟』の魅力を崩さず、現代風に美しくリメイクした作品という印象を受ける。

リメイク版の発売は大変楽しみだが、かつての『夜勤病棟』は随分と古い作品になるため、元の作品を知らないという方も多いだろう。

本記事では、『夜勤病棟リメイク』のリメイク元である『夜勤病棟復刻版+』の画像とともに、『夜勤病棟』の魅力を紹介する。なんとFANZA GAMESでは『夜勤病棟復刻版+』のダウンロード版が発売されており、こちらであれば現行のPCで気軽に遊ぶことができるのだ。

復刻版+ですら今から15年以上前の作品ということに驚かされるが、いま遊んでもぐっとくるシーンは多く、オリジナル版、復刻版+ともに、今の時代でも通用するような魅力を秘めているように感じるはずだ。

(ライター:メトロ加賀美)

キュートな美少女たちと
凌辱という過激なテーマが交わる

本作の主人公は、天才的な医師でありながら、女性を辱めることでしか喜びを感じない「比良坂竜二」(ひらさか りゅうじ)。この鬼畜医師の元に、”聖ユリアンナ病院”から非常勤の依頼が届くところから本作の物語がはじまる。そこで再会したのは、かつての比良坂の犠牲者「神宮寺成美」(じんぐうじ なるみ)。院内で実力者としての地位を得るまでになっていた彼女は、病院に関わる女性たちを調教してほしいと願い出る。彼女は、病院の中にホスピタリティ溢れるナースたち、それも性のケアすらできる富裕層向けの施設を作ろうと考えているというのだ。

こうしたぶっ飛びつつも過激な設定を見ると、本作が”調教モノ”という、美少女ゲームの中でもダークなジャンルの作品であることがわかるはず。しかし、『夜勤病棟』はもうひとつの大きな特徴として、凌辱ものとはいえ、登場するヒロインたちが、とてつもない「可憐さや乙女っぷり」を備えていた。凌辱というテーマと、可憐なヒロインたちの持つギャップと、どんどん快楽堕ちしていくヒロインたちの変化こそが、この作品の大きな魅力だったと言えるだろう。

▲美少女ゲームにおけるレジェンドヒロインの一人ともいえる七瀬恋。彼女をメインにしたスピンアウト作品も制作された

▲白衣の天使たちは皆実に魅力的。彼女たちに凌辱の限りを尽くすのだ

特に、人気キャラクターの七瀬 恋(ななせれん)は、フィクションにおける”白衣の天使”のイメージそのままで、心優しく純情で、そして清廉潔白さを感じさせるキャラクターとなっている。そんな彼女を、竜二は極悪非道ともいえるようなやり方で追い詰め、凌辱調教していく。

手始めに恋の秘密を知り、それをネタに脅し、股を開かせ、肉棒を突き入れる。そして恋がひとたび体を許してしまったが最後、夜が訪れるたびに、アナルを執拗に調教されていく……。そして、調教を重ねるにつれて、快楽堕ちしていく恋の姿と、その果てに迎えるエンディングは多くのプレイヤーを驚かせた。他のヒロインのルートでも言えることだが、本作のシナリオは基本的にはダークで、辿り着くエンディングも、プレイヤーの心に爪痕を残すようなものになっていた。

▲竜二の非道に自ら死を選ぼうとする恋だが……

▲竜二は恋だけでなく周囲の人をも巻き込む脅しを仕掛け、恋の決意を破壊するような仕打ちにおよぶ

強烈な凌辱でヒロインを屈服させる

ヒロインたちに行われる調教は強烈そのもの。アナルを執拗に攻めたり、道具を使って苦痛を与えたり、果てにはNTRのようなシチュエーションでのSEXまで繰り広げる。

竜二の欲望は暴走の限りを尽くし、ヒロインに応じてさまざまな調教が行われる。身体に快楽を与えつつ、彼女たちの秘密をネタに心を砕いていくのが主な工程だが、最初は嫌がっていたヒロインたちが、恐怖と快楽によって変貌していくのは実に見ごたえがある。

▲脅しによって野外でのSEXを持ち掛ける竜二。病院という特殊な環境ならではのプレイも用意されている

▲大人のおもちゃを使った調教シーンも収録されている。最初は嫌がるヒロインたちだが、次第に竜二の欲望に飲み込まれ、時には恍惚とした表情すら見せるようになる

また、当時の美少女ゲームとしては珍しく、一部のSEXシーンがアニメーションする仕様になっていたのも見逃せない。最近の美少女ゲームではアニメを採用した作品も増えており、クオリティもあがっているため、今見るとやや単調に見えるかもしれないが、艶めかしい動きは今見ても味わいがある。

▲初調教のシーンでは、アニメーションが再生される。膣にペニスが飲み込まれていく様子などが、艶めかしく描かれる

『夜勤病棟リメイク』はどうなる?

『夜勤病棟リメイク』のシナリオは、今回紹介した復刻版+のものを踏襲しつつ、現代の倫理規定に合わせた調整が若干入れたものになるそうだ。つまり、物語や作中の設定については、オリジナル版に極めて近いものになることが予想される。

対してグラフィックは、立ち絵・イベントCGを、原画:上田メタヲ氏の描き下ろしイラストに変更されるとのこと。『夜勤病棟』シリーズのキャラクターデザインとしてはZATOU氏や森田和明氏のものがよく知られているため、キャラクターデザインの変更となると大きく作品の印象が変わるのではという懸念があるかもしれないが、公開されたビジュアル群を見てみると、懐かしくも新しいという言葉がぴったりと合うくらいに『夜勤病棟』らしさが受け継がれている。

▲こちらが『夜勤病棟リメイク』のヒロインたち。今風でありながら、しっかりと『夜勤病棟』らしさが残っている

しかも嬉しいことに、アニメーションHシーンが大幅に増加すると発表されている。復刻版+のウリである動くエッチシーンではあるが、今の感覚で言えば全体のエッチシーンの数からするとボリュームが物足りないのではと懸念していたが、どうやらこの部分にもしっかりテコ入れが入っているようだ。どのシーンが動くかは今のところ不明だが、おそらく実用性ばっちりの作品にもなるはず。

▲この写真は『夜勤病院リメイク』。どのエッチシーンが動くのかは今のところ不明だが、実用度は間違いなく高いはず

なお、FANZA GAMESでは、『夜勤病棟リメイク予約期間割引キャンペーン』が開催中。発売直前の2月21日まで、割引率15%というお得な価格で予約購入が可能。こちらのダウンロード版には、「特典ドラマCD「拘束調教」七瀬恋」が付属するものもあるので要チェックだ。また、他の店舗で予約できるパッケージ版にも、さまざまな特典が付くので、こちらの確認もお見逃しなく。


■タイトル:夜勤病棟 復刻版+
■ブランド:ミンク
■ジャンル:調教型医凌シミュレーション
■原画:ZATOU 他
■シナリオ:米倉俵
■発売日:2008年5月30日
■価格:ダウンロード版 2,900円[税込]
■対応OS:Windows XP / Vista

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■タイトル:夜勤病棟リメイク
■ブランド:FG REMAKE
■ジャンル:調教型医凌シミュレーション
■原作:ミンク
■原画:上田メタヲ
■声優:白月かなめ / 鳴瀬なごみ / 鶴屋春人 / 夏樹柑菜 / 綾音まこ / 風花ましろ
■発売日:2024年2月22日発売予定
■価格:パッケージ版、ダウンロード版ともに10,780円[税込]
■対応OS:Windows 10 / 11
■公式サイト:https://www.fanzagames-digination.com/fgremake/yakin_re/

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