萌えゲーアワード2009 結果発表特設ページ
萌えゲーアワード2009 受賞タイトル発表


真恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~
ユーザー支持賞
ユーザー支持賞は言葉の通り、ユーザーの純粋な投票のみで選ばれた賞である。本年度に最もユーザーに支持された作品は金賞が「真・恋姫†無双」であり、銀賞が「真剣で私に恋しなさい!!」であった。
両作品に共通しているものは登場キャラクターの多さとそのデザインの確立であり、キャラクターありき、と言われるこの業界において、それを忠実に実践した…と分析、評価することはできなくもないが、多くのユーザーが票を入れた理由はもっとシンプルなものだと思う。「面白かった」のである。
各ユーザーがシステム、グラフィック、シナリオ、音楽のどこに注目したのか、嗜好の問題とか、細かいことはいいんだよ、と。「満足して楽しめた」と言うことが、一番大事なことだと思う。
ゲームを制作された2社の方々には、おめでとうございますの言葉と共に、来年度以降も我々を熱中させ、楽しませてくれる作品を心待ちにしていることをお伝えしたい。

(パソコンパラダイス編集部 西平編集長)


虹視聴覚室

受賞タイトル一覧
金賞 真恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~(BaseSon)
銀賞 真剣で私に恋しなさい!(みなとそふと)
キャラクターデザイン賞
2007年のアワード第2回でベストキャラクター賞に輝いた『恋姫†無双』。その新訳版である『真・恋姫†無双』が、今回のキャラクターデザイン賞でも金賞を受賞した。2007年の講評では、受賞の決め手を「30人以上ものヒロインがみんなそれぞれキャラ立ちしているという、美少女ゲーム史上・最大クラスの『大勢の魅力的なヒロインがいる作品』だったから」と書いた。『真・恋姫†無双』ではヒロイン数がさらに増えて50人以上となり、記録を更新する超ボリュームとなったのだから、今回の受賞も当然の結果だろう。もちろん、『恋姫†無双』では未登場だった三国志の武将を新ヒロインで登場させたことや、以前からの人気ヒロインも大活躍したこと、TVアニメ化など様々なメディア展開を進めていたことも、ファンから絶大な支持を受けた要因だ。
  銀賞の『W.L.O.世界恋愛機構』は、昨年のアワード大賞に輝いた『G線上の魔王』のブランド・あかべぇそふとつぅの作品。『G線上の魔王』に引き続き、原画を手掛ける有葉氏が描くキャラクターは誰もが魅力的で、納得の受賞となった。

(BugBug編集部 大澤編集長)

受賞タイトル一覧
金賞 真恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~(BaseSon)
銀賞 W.L.O-世界恋愛機構-(あかべぇそふとつぅ)


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真剣で私に恋しなさい!
シナリオ賞
今年度のシナリオ賞は金賞が「真剣で私に恋しなさい!!」 銀賞は「真・恋姫†無双」となった。
「マジこい」はキャラクターの描写が素晴らしく上手く、各ヒロインからサブキャラにいたるまで、実に生き生きとしている。それに加え、テンポよい掛け合いに、ユーザーが思わず、ニヤリとしてしまう小ネタがシナリオに多数あったりとサクサクと進めることができる内容が秀逸。ヒロインルートごとに少しづつ次の物語へと含みを持たせるような作りになっており、最後までユーザーを物語に引きつける展開は見事としか言いようがない。
「銀賞」の「真・恋姫」は三国志の英雄たちを美少女化という、そのアイデアに驚かされた前作「恋姫†無双」の続編だが、前作では語られなかった「魏」や「呉」などの武将が今作ではより深く掘り下げられていた。どちらの作品もキャラ立てがしっかりとしている点が他作品よりずば抜けており、その点が今回の授賞のポイントになった。

(パソコンパラダイス編集部 西平編集長)


虹視聴覚室

受賞タイトル一覧
金賞 真剣で私に恋しなさい!(みなとそふと)
銀賞 真恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~(BaseSon)
主題歌賞
例年激戦となる主題歌賞ですが、今回はユーザー投票で金賞の『真剣で私に恋しなさい!』と銀賞の『BALDRSKY Dive1 ”LostMemory”.』が群を抜いての1位2位となっており、そのまま満場一致で受賞が決まりました。
『真剣で私に恋しなさい!』の主題歌「愛で斬るなら痛くな~い!」は和の音をアップテンポのロックポップに上手く散りばめており、サビ終わりのフレーズとコード進行にアイディアがあること、印象に残るユニゾンフレーズと、主題歌としての完成度が非常に高い作品でした。全員に叫ばせるようなもっと派手な方向のアレンジも聴いてみたいものです。
『BALDRSKY Dive1 ”LostMemory”.』の主題歌「Restoration ~沈黙の空~」はギターの厚みとサビへの盛り上がり、音域の高さで聴かせてくれます。1コーラスだけであればその疾走感からこちらの方が支持が集まったかもしれません。

(Game-Style創刊者・初代編集長 齋藤 大祐)

受賞タイトル一覧
金賞 真剣で私に恋しなさい!(みなとそふと)
銀賞 BALDRSKY Dive1 ”LostMemory”.(戯画)


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ティンクル☆くるせいだーす
グラフィック賞
すでにグラフィックは何年か前に技術的に飽和してしまい、ノミネートされたタイトルのみならず、上位にランクされた作品はメインとなるイベントスチルに関しては優劣がつけがたい状態です。
そういった中で審査のポイントとなったのは、パーツやサブグラフィックなどの細かい部分にまで神経が注がれているかどうかとなります。
金賞の『ティンクル☆くるせいだーす』、銀賞の『きっと、澄みわたる朝色よりも、』ともに、その完成度の高さが評価されての受賞となりました。特に、『ティンクル☆くるせいだーす』については演出面での豪華さ、細やかさ、量が他を抜きんでており、満場一致での金賞受賞となりました。

(Game-Style創刊者・初代編集長 齋藤 大祐)


虹視聴覚室

受賞タイトル一覧
金賞 ティンクル☆くるせいだーす(Lillian)
銀賞 きっと、澄みわたる朝色よりも、(propeller)
BGM賞
BGM賞は奇しくもグラフィック賞と全く同じ2作品の受賞となりました。やはり、その演出面への気配りの細かさが大事な脇役であるBGMにもにじみ出たのでしょう。
金賞の『ティンクル☆くるせいだーす』は、作品のイメージにあわせるためか、全体的な音のバランスは高音が強くなっていますが、メロディのスタイリッシュさや装飾音の利かせ方がうまく、邪魔にならないがちゃんと主張しているというぎりぎりのラインを保っています。また、全体としてはポップな雰囲気ですが、ハードなトラックとの差がうまく出ており、強くかっこいいシーンを引き立てていました。
銀賞の『きっと、澄みわたる朝色よりも、』は、生楽器音色のあたたかさが作品世界にマッチしていたのですが、シンセシーケンスの音色が細かったり、浮いているときがあったり、リードとなっている管楽器の音が薄くなったりと、ほんの少しバランスに難があったため、銀賞となりました。
BGMは前に出すぎず、しかし引きすぎずという難しいバランスが要求される要素ですが、それを改めて認識させられる結果になったといえるでしょう。

(Game-Style創刊者・初代編集長 齋藤 大祐)

受賞タイトル一覧
金賞 ティンクル☆くるせいだーす(Lillian)
銀賞 きっと、澄みわたる朝色よりも、(propeller)


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さくらさくら
純愛系作品賞
金賞を受賞した『さくらさくら』は、心情描写を丁寧に描きつつも、個性豊かなキャラクター同士の掛け合いシーンを多く入れ、日常の中で少しずつ愛情を紡ぎあげていく姿を丁寧に描いたことで、審査員に好評価を得ていた。特に日常会話でのやり取りや、ヒロインたちの仕草などが楽しく、次にどんなリアクションがあるのか期待を感じさせる展開が非常に良かったと思う。
銀賞を受賞した『真・恋姫†無双』は、三国志をモチーフとした多くの女性武将たちが、それぞれ個性的な魅力を出し、さまざまの面白さをひとつのパッケージに凝縮させていた。ストーリーも史実に基づいた展開だけでなく、それを逆手に取った意外な展開も多く入れ、三国志を知っているユーザーには良い意味で裏切りを見せたことで、「ギャップを楽しませる作品」として評価を得たのではないだろうか。
今年は、「魅力あるキャラクターとどれだけ深く関われるのか?」といった感情に訴えかける部分でのボリューム感が、評価の鍵であったように感じる。

(PC Angel neo編集部 高木編集長)


虹視聴覚室

受賞タイトル一覧
金賞 さくらさくら(ハイクオソフト)
銀賞 真恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~(BaseSon)


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町ぐるみの罠~白濁にまみれた肢体~
エロス系作品賞
このエロス系作品賞は、「我々の業界で取り扱う物がなぜ18禁であるのか?」という理由が最も顕著に表れている部門だといえる。しかし同時に、規制が変更される際は多大な影響を受けてしまうことを意味するわけだ。そんな状況にありながらも、さまざまな工夫を凝らし18禁要素の表現を試みたメーカー各位に、賞賛を贈りたいと思う。
  さて今回の講評に移るが、金賞『町ぐるみの罠』や銀賞『姪少女』、そして他のノミネート作品にはある共通点があった。それはプレイヤーがヒロインに対して思い入れを抱けるように、その人物を詳細に表現しているという部分。対象がどういうキャラクターであるのかをきちんと描くことにより、エッチシーンでの興奮度が一層増すというわけだ。もちろんエッチシーンそのものは大事だが、それ以外の部分――つまりそこに至る経緯を丁寧に描くことにより、肝心の場面がさらに際立っていたように思う。実用性を重視する部門だけにビジュアル面に注目されがちだが、それを活かすテキストも重要であると改めて感じた。絵や文章、さまざまな面でユーザーを楽しませるのはゲームとしては当たり前だが、その点をおろそかにしなかったタイトルが票を伸ばしたのではないだろうか。

(PC Angel neo編集部 高木編集長)

受賞タイトル一覧
金賞 町ぐるみの罠~白濁にまみれた肢体~(シロップ)
銀賞 姪少女(たぬきそふと)


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姫狩りダンジョンマイスター
プログラム賞
今年もプログラム部門の金賞は、エウシュリーの作品が受賞した。思わずやり込みしたくなる程ハマれる、そんなゲームを輩出し続けていることがユーザーからの篤い支持を集めたのだと思う。来年は同社の看板タイトルでもある『戦女神』シリーズの新作も予定しているので、そちらに対する期待も多少は影響したかもしれないが、エウシュリーというブランドが真摯にゲーム作りに取り組んできた過程がそのまま結果として表われたのだろう。
  プログラム作品賞というだけあり、受賞作を見るといずれも「ゲームシステム」としての完成度が高かった点が印象的だ。ダンジョン探索型SLGをベースにキャラの育成、アイテム合成などの豊富なシステムで高いゲーム性を誇った『姫狩りダンジョンマイスター』は何周も繰り返して遊びこんだ方も多かったのではないだろうか? 『天空のユミナ』や『ティンクルくるせいだーす』についても、それぞれのバトルシステムが独特で興味深いもので、他にはないゲームシステムに強いこだわりを感じた。また『ユミナ』については本編ストーリー以外で、特訓ダンジョンの探索という遊び方も用意されていた点も評価できる。来年もクオリティの高い「遊べる」ゲームが多く輩出されていくことを、業界全体に期待したい。

(PC Angel neo編集部 高木編集長)

受賞タイトル一覧
金賞 姫狩りダンジョンマイスター(エウシュリー)
銀賞 輝光翼戦記 天空のユミナ(ETERNAL)


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殻ノ少女
DVDPG賞
DVD-PGの魅力というのは、PCを持っていない人でも楽しめること、インストールなどの手間が要らず、簡単に楽しめるということ。また、これらのゲームに興味はあるけど、今一歩踏み出せない方など、PCソフトよりも、やや買いやすいと言う点にあるのではないだろうか。
今回金賞を授賞した『殻ノ少女』はサスペンス色の強い、ストーリー重視の作品で、その独特の世界観、魅力的な登場人物など、プレイヤーを間違いなく作品世界に引きずり込むものとなっている。コンシューマでは表現できない残虐描写など、エロだけが全てではない表現なども、18禁=エロと括られていると思っている新規ユーザーに衝撃を残すのではないかと思う。
一方、銀賞の『人妻交換日記』は大勢の人が思うエロに特化した物語で、妻の交換など現実にありそうな舞台設定が、受けたのではないかと思う。
これらの作品が窓口となり、多くのユーザーが生まれることを切に願う。

(パソコンパラダイス編集部 西平編集長)


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受賞タイトル一覧
金賞 殻ノ少女(ぶる~べり~そふと)
銀賞 人妻交姦日記 DVDPG(アニム)
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タイムリープぱらだいす
3D賞
金賞となった『タイムリープぱらだいす』は、昨年受賞した『タイムリープ』の派生タイトルということもあり、キャラクターモデリングやモーションの素晴らしさをそのまま引き継いでおり、昨年に引き続きユーザー投票でも圧倒的な支持を得ました。文句なしの受賞となります。ただ、技術的にも未開拓でPC環境も発展途上の3D美少女ゲームというジャンルの宿命か、初期に多くのバグを出したのは残念でした。
銀賞の『77 ~And,two stars meet again~』は純粋な意味での3D美少女ゲームではなく、演出面で3D技術を利用した作品です。
審査員の間でもこういった作品に賞を与えてよいものか議論となりましたが、ゲームの演出に関して、技術的なレベルアップを奨励したいといった観点から受賞となりました。
優れた3D演出に対しても評価ができることには、少なくない意味があるのではないでしょうか。

(Game-Style創刊者・初代編集長 齋藤 大祐)


虹視聴覚室

受賞タイトル一覧
金賞 タイムリープぱらだいす(フロントウイング)
銀賞 77~And、two stars meet again~(Whirlpool)


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暁の護衛~プリンシパルたちの休日~
ファンディスク賞
本作は、2008年3月に発売された『暁の護衛』のファンディスクだ。魅力的なキャラクターが多数登場し、楽しい日常会話シーンなどが非常に好評だった『暁の護衛』だが、物語の終盤で「もっと主人公とヒロインが結ばれた後のラブラブしたシーンが見たい!!」という要望も多かった。そのユーザーの期待に最高の形で応えたのが本作だ。前作のメインヒロインはもちろん、人気のサブヒロイン、そしてカッコイイと評判の主人公たちによる軽妙な掛け合いが、たっぷりと味わえるのだ。税込み3990円という安さでこれだけ楽しめる内容だというのも、評価のポイントだろう。なお本作のシナリオ内には、2010年発売予定の続編『暁の護衛~罪深き終末論~』に向けての伏線も、所々に盛り込まれている。こちらも話題になること間違いなしで、発売が楽しみだ。
銀賞の『タユタマ -It's happy days-』は、昨年のアワードでキャラクターデザイン賞を受賞した『タユタマ-kiss on my deity-』のファンディスク。TVアニメ化されて作品が盛り上がっている時期にタイミング良く発売されたのも、ファンの心理を上手く掴んでいた。

(BugBug編集部 大澤編集長)


虹視聴覚室

受賞タイトル一覧
金賞 暁の護衛~プリンシパルたちの休日~(しゃんぐりら)
銀賞 タユタマ -It’s happy days-(Lump of suger)


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フリフレ
ロープライス賞
ロープライスの作品は、ダウンロード販売も同時に行われるケースがほとんど。
そして、この価格帯の中心ジャンルは“エロ系”です。ユーザーもキャラクター性・内容よりも、いかに抜けるか、といった点に注目しており、一度購入した嗜好・ジャンルやメーカーに注目して購入するケースが多い。
そんな中で、わずか3作目にして“萌え系”とされるビジュアルで大ヒットを記録し、今年は定番メーカーへと成長しました。
既存の低価格ユーザーに新しいジャンルを体験させることに成功したと思いますし、フルプライスのユーザーも、低価格に興味を持つきっかけになったと思います。
また銀賞『私の知らない妻の貌』ですが、こちらは“エロ系”の作品。同ブランドの作品はパッケージでも飛びぬけて目立つことはないのですが、ロングセールスを続けることが多く、ユーザーからの信頼を得ているメーカーだと思います。

(PCpress編集部 津田編集長)

受賞タイトル一覧
金賞 フリフレ(Noesis)
銀賞 私の知らない妻の貌(アイル)


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