萌えゲーアワード2020発表!大賞は『まいてつ Last Run!!』

2021年5月28日、萌えゲーアワード2020の受賞作が発表された。大賞は2020年10月に発売された『まいてつ Last Run!!』が受賞。同作品は萌えゲーアワード2016の準大賞を受賞した『まいてつ』の完全版ともいえる作品で、各ヒロインのアフターシナリオなど新要素を多数盛り込んだものとなっている。講評コメントでは”ファンディスク賞”に推す声もあったが、萌えゲーアワードの追加投票で圧倒的な得票数を見せたことと、作品のスケールの大きさを加味した結果、大賞に選考したと述べられている。

▲シナリオやビジュアル、音楽といったノベルゲームとしての完成度の高さはもちろん、彩り豊かな演出や多彩なボーカル曲など、美少女ゲームの新境地を感じさせる要素も見どころとなっている

準大賞は『ハミダシクリエイティブ』『かけぬけ☆青春スパーキング!』ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう』ら三作品が受賞。『ハミダシクリエイティブ』は萌えゲーアワード2017を受賞した『ワガママハイスペック』スタッフの最新作で、今の時代にあったヒロインの設定が話題となった。『かけぬけ☆青春スパーキング!』は、キュートな絵柄と作品によって柔軟に味付けを変えるシナリオを持ち味とするSAGA PLANETSの新境地ともいえるタイトルとなっている。『ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう』は作中のRPG的な育成要素と、経営シミュレーション的な要素が多くのユーザーに好評を博した。また、今回の準大賞作品の共通点として18禁ゲームとして”実用的”なシーンが多いことも見逃せないポイントだろう。パッケージのイメージからは想像もつかないほど濃厚なシーンが楽しめるのだ。

金賞にも2020年の美少女ゲームシーンを盛り上げたタイトルが多数選ばれている。”ニューブランド賞”として選ばれた『アインシュタインより愛を込めて』『QUALIA~約束の軌跡~』なども、新規IPとは思えないほどの人気を獲得して存在感を示した。また、18禁美少女ゲームにおいて外せない”エロ”を突き詰めた作品も”エロス系作品賞”として選出されており、これらの作品では喜怒哀楽のドラマもしっかり描かれているが、それ以上に”エロ”に情熱を注ぎ、さまざまなプレイヤーの欲望を満たす工夫がされている。純粋な”エロ”を楽しみたいという方は、これらの作品から好みのものを探すのもいいだろう。

その他各賞は萌えゲーアワード2020受賞作発表ページで紹介されているのでチェックしていただきたい。

なお、萌えゲーアワード2020の受賞作は、FANZA GAMESの特設サイトにてセールが行われている。受賞作をお手頃な価格で手に入れるまたとないチャンスなので、こちらも忘れずチェックしておこう。セール期間は本日から6月11日(金)の16時59分まで。

受賞作はどれも豊かな個性を備えている。18禁美少女ゲームは表現の幅が広いジャンルのため、プレイヤーの趣味嗜好によって”合う”&”合わない”作品が出てくる。受賞作においても、”どれを遊んでも間違いなく面白い”と無責任に言うことはできないが、好みに合うものを選んだのなら充実した時間を過ごせるはずだ。受賞作の講評コメントや、公式サイトの作品紹介などを通じて、自分に合う1本を探すことをオススメしたい。

また、好みに合わないものでも、遊んでみると刺さるということも珍しくない。まだ見ぬ傑作を発見する一助として、萌えゲーアワード2020を参考にしてみてはいかがだろうか。

■萌えゲーアワード2020 受賞作発表
■萌えゲーアワード2020受賞記念セール

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