蛟の巫女
ブランド: Liar-soft
発売日: 2024/09/27
価格: 8,580円
DL版発売日: 2024/09/27
DL版価格: 8,445円
対応OS Windows 10/11
メディア: DVD-ROM
年齢区分: 18歳未満禁止
JANコード: 4560103851320
原画: 羽鳥ぴよこ
シナリオ: 由又かつお
──その日僕は、見知らぬ君と『再会』した。
一人旅を趣味とする少年、鍔貴伊織(つばきいおり)。
彼は愛されることを諦めた孤独な少年だった。今までもこれからも、自分は誰とも深く繋がることなく生きて、そして死んでいく。
そうなるだろうと思っていた。それでいいと納得していた。
『彼女』と廻り逢う、その時までは――
偶然訪れた鄙びた離島、枕島(まくらじま)。
縁もゆかりもないはずのその島で、伊織は予期せぬ歓待を受ける。
なんでも伊織は綿津蛟(わたつみずち)なる島の神に見初められたらしい。そしてこの来島自体が、予め定められていた運命なのだという。
荒唐無稽なその話を信じたわけではない。けれども伊織は島民たちの願いを聞き入れ、宝船祭(ほうせんさい)まで滞在することを決める。
島の生活を通じて、伊織は『因縁』ある3人と関係を深めていくことになる。
馴れ馴れしくも謎めいた青年――設楽飛鳥(しだらあすか)。
昏い陰を湛えながらも、伊織だけには純粋な好意を向ける少女――冴白美純(さえしろみすみ)。
そして、溌剌とした民宿の看板娘にして『蛟の巫女』――湊志津香(みなとしづか)。
彼らは皆、伊織と同じく奇怪な痣をその身に宿していた。
少年を待っていたのは、不可解な既視感や偶然とは思えない『繋がり』の数々。
やがて彼は知ることになる。
この出会いが、1000年の時が織り成した呪いと情念の集大成であることを。