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参加タイトル

魔闘士マイヤ 魔域十二子宮編

ブランド: わるきゅ~れ

発売日: 2021/04/30

価格: 3,520円

DL版発売日: 2021/04/30

DL版価格: 3,190円

対応OS Windows 8/8.1/10

メディア: DVD-ROM

年齢区分: 18歳未満禁止

JANコード: 4560184600565

原画: 小宮山

シナリオ: 俺野小宇宙兄弟


魔界。それは、魔王が統べる世界。



だが、力が全ての世界。

魔王を討ち取った者が、次の魔王となる。

虎視眈眈と魔界に住むあらゆる魔物たちが、常にその座を狙っている。



そして、ついに魔王を打ち倒す者が現れた。



――魔闘士マイヤ。

猫の魔族であり、一介の兵士である魔闘士<マイント>の少女。



彼女は闇に乗じて音を立てる事もなく忍び寄り、

一瞬、瞳に鋭く光を走らせたかと思うと、必殺の一撃を放ち、王を暗殺。



これで、次の王はマイヤとなる――はずだったが。



マイヤ「私は……魔王の座などどうでもいいの。目的は、この先の――」



その声に応じるかのように、主を失った玉座の裏にある壁が音を立てて崩れ落ちる。

すると目の前に広がる、異質な空間。底の見えぬ、広大な地下の世界。

伸びる果てのないかのような石畳の一本道と、点在する十二の宮。



マイヤ「私の目的は、ここ……! この『魔域<マンクチュアリ>』の『十二子宮』ッ!」



魔域<マンクチュアリ>――



それは魔界の中に存在する魔の聖域。いわば『魔の神たち』が住まう世界。



……魔王を倒した者は、魔王になれる。

だがそれには、魔域<マンクチュアリ>の最奥に鎮座する神皇の承認が必要だった。

そして、神皇宮に辿り着く為には、十二の神殿で力を示す必要がある。



マイヤ「十二子宮を守る十二神。彼らを納得させるには魔王の首を持っていくのが一番早いか」



次期魔王候補として十二の神殿を巡り、魔王の首を掲げてその力を証明する。

そして、十二神すべての了承を得れば晴れて神皇宮への道が開かれる。

それは単なる儀式であり、通常ならば滞りなく済むはずだったのだが。



十二神たちに掲げ、その力を誇示するためにと、

マイヤが足元の亡骸から首を刈ろうとしたその時。



ジュネ「お待ちなさい! お父様の首をどうしようっていうの!?」



叫びながらマイヤの前に立ちはだかる銀髪の少女。

だが、すぐさま膝から崩れ落ち、嘆く。



ジュネ「目の前で父を討たれ、首を持ち去られる……。こんなこと、魔界に知れ渡ったら、私は魔族たちの反乱を受けて 犯され、嬲られ、虐げられ、破滅してしまう……!」



魔王の娘を名乗る少女の訴えに耳を傾けるマイヤが出した条件。

それは魔王の首を置いて行く替わりに彼女が魔域の道案内と、魔王を倒した事の証明を十二神にする事だった。



こうして、次の魔王を目指す者と、それを父の仇と恨む者。

ふたりの少女魔族が魔域<マンクチュアリ>へと足を踏み入れる事となった。



マイヤ「私は、十二神たちを……いや、ヤツを、倒す!!」



そう何か大きなものを胸に秘め、固く拳を握るマイヤ。

果たして、十二神はマイヤを次期魔王と認めるのか。

そして、彼女の真の目的とは、一体。



今、魔域<マンクチュアリ>で、魔物娘たちの<パトス>がぶつかり合う――