金賞・エロス系作品賞BLACK

ChronoBox -クロノボックス-

ChronoBox -クロノボックス-

金賞・純愛系作品賞

金賞・シナリオ賞

受賞コメント

皆さまこんにちは、NOBRANDでございます。
この度は栄誉ある賞をいただきまして、誠にありがとうございます。

シナリオ賞とあわせて、2部門で本作が選ばれたこと、驚くとともに改めて御礼申しあげます。ご投票いただきました皆さま、ほんとうにありがとうございます。

本作では、どのヒロインのルートでも『エロス・欲望』を強く描かせていただきました。今回の『エロス系作品賞BLACK』に選出されたのも、その部分をプレイして下さったユーザーさまが、受け止めてくださった結果だと思っております。

シナリオ賞でも述べさせて頂きましたが、本作が受賞作として選ばれたこと、とても嬉しく思います。今後とも『ChronoBox -クロノボックス-』をよろしくお願いいたします。

講評

本年のエロス系作品賞BLACKはノミネート作品にやや異色が集まり、選考基準に見直しを図るべきかと感じたが、この『ChronoBox -クロノボックス-』は複数の審査員から強く推され、受賞となった。
本作は「心情」面に強い視点を置いた物語で、各キャラクターとの対話により展開は変化していく。その流れは「ホラー」や「ミステリ」といったカテゴリ化するには難しく、ダークで独特、そして不安を交えた雰囲気が特徴だ。
そしてビジュアルも非常にショッキングなシーンが多い。緻密なCGは息を飲む程だ。だがその凌辱・凄惨さの先で新しい展開を結び、心情の表裏が交差する展開には新たな面白さを出そうというスタッフの心意気を感じた。
繰り返すが本作はエロス系作品賞BLACKとしては例年と比べてやや異色だ。しかしこれはアワード側の受け皿をマンネリ化させない、新たな切り口が評価され受賞の決め手となった。BLACK系の新たな切り口としてこの濃密な物語を楽しんでもらいたい。

(デザインスタジオ威風堂 高木敬介)

DMM.R18にて購入

ぼくはこうしてオタサーの姫になりました

ぼくはこうしてオタサーの姫になりました
オフィシャルサイトへ DMM.R18にて購入

金賞・エロス系作品賞BLACK

受賞コメント

ぼーなんたーごん。デジタルGパワーです。

この度は『ぼくはこうしてオタサーの姫になりました』のエロス系作品賞BLACKをいただきました。皆さま応援ありがとうございます。
思い起こせば本作はデジタルGパワーの女装シリーズ『女装してお嬢様学校に潜入しようとしたら、間違えて隣の底辺男子校に入ってしまったボク』から始まり、『もしも野球部の女子マネージャーが男の娘だったら…』に続いての第三弾として発売させていただきました(そういえば途中に『女装して女湯に潜入しようとしたら、間違えて入った男湯がハッテン場だった件』というちょっとしたミニゲームもありました)。
タイトルを羅列しただけで字数も残り少なくなってきました。

そろそろ続編つくりたいなぁ~ 
案1『女装して女性専用車両に潜入しようとしたら、
  間違えて最終の痴漢電車に乗ってしまったボク』
案2『女装して異世界転生してみたら、
  処女と間違えられてオークの生け贄にされたボク』
どっちがいいですか?

最後に一言
男の子は男の子どうし、女の子は女の子どうしが一番いいと思います。


プロデューサー 神楽坂靜

講評

遂に萌ゲーアワードに「男の娘」登場!『もしも野球部の女子マネージャーが男の娘だっら…』『全ては推しのために!!女装したら超絶推しに似てた件』のデジタルGパワーさんが放つ一連の「男の娘」モノの中でも、特にユーモアに富んだ作品が『ぼくはこうしてオタサーの姫になりました』(何故かどれもラノベのようにタイトルが長い)。アニ研に入部せんと部室に来た主人公がコスプレさせられ、先輩達に襲われてしまう。しかもそのくだりのセリフが「こんなに可愛い娘が、女の子のワケが無いじゃないか」と、すでに先輩達の頭はネジが飛んでるとしか思えない面白さ。その後もオカシイセリフに振り回される主人公はズルズルと墜ち始め、ブラック賞に相応しい展開へ……。
マンガ・アニメ・ラノベ・ゲームに「男の娘」が登場して早幾年、デジタルGパワーさんには、末永く「男の娘」の旗を振り続けてほしいですね。

(コミックマーケット準備会 共同代表 市川 孝一)