この度は『如月真綾の誘惑』がキャラクターデザイン賞を受賞とのことで、誠にありがとうございます。お姉ちゃんを愛し応援してくださった全てのユーザーの皆様に、心より御礼申し上げます。
理想のお姉ちゃん像を追い求めて生まれた彼女ですが、決してアイドルではなく、一人の人間として親身に感じられることを大切にしてきました。これまで「×CATION」シリーズで培ってきた等身大のヒロインという感覚を、今作でも持たせることができた結果なのではないかと思っております。
hibiki worksも今年で10周年を迎えます。
節目にこのような賞を頂けたことに感謝すると共に、これを励みにより一層精進してまいりますので、皆様、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
近年の美少女ゲーム市場では一人のヒロインに絞って、魅力を徹底的に追求する作品が目立つようになった。一つはフルプライスを作る難易度が高くなった点もあろうが、細かな趣向にきっちり応えている作品へのニーズの高まりも無視できない点だろう。『如月真綾の誘惑(おねえちゃんのゆうわく)』はそのタイトル通り、人気ジャンルである年上ヒロインもの、中でも“姉”に焦点を絞った作品だ。さらに姉といっても色々なバリエーションあるのだが、ひたすら甘やかしてくれる姉、というキャラクターが徹底されている。その癒しもエッチシーンが重点的に描かれており、これぞ18禁ゲームという魅力が全開なのも嬉しいポイント。シチュエーションを限定するが上に、その魅力を一瞬で伝えるビジュアルも重要になっていく。その点で、デザインから性格まで細部にわたる本作のキャラクター作りは見事という他ない。
この度は、キャラクターデザイン賞を頂戴し、ありがとうございます。嬉しさもありますが、大変光栄に思います。
キャラクターを表現するのは大変で日々試行錯誤しながら生み出していますが、どのキャラクターも何かしら、皆様に残るものがあるように作るようにしています。
今回受賞出来たのも、皆様に突き刺さるものがあったのかなぁ…と思ってます。
表現という意味では、1人のキャラクターとして生み出されていくには、原画のみでは無く、シナリオや声優さん、他にも関わって頂いた方々の協力があっての事だと思います。ありがとうございます。
ゲームを発表すると、まず最初に目に付くのがキャラクターなので、毎回どきどき緊張しています…。今回賞を頂けたのはとても励みになります。これからも皆様に愛して頂けるようなキャラクターを一生懸命作っていきます!今後も可愛がって頂けますようお願い致します!!
(池上茜)
ゲームボリュームが増えていくにつれ、一本あたりの開発期間が長くなっていく美少女ゲーム市場。かつては年間数本リリースできた時代もあったのだが、近年は年間一本すら少なくなり、数年に一本というメーカーも少なくない。本作のブランド・Hulotteも基本的には1年半くらいのペースで新作をリリースしている。多くの情報が溢れる時代、発売間隔があくことで認知度が下がり、セールス数を落とすメーカーが少なくない中、常に安定しているのがHulotteだ。ゲーム内容は「少し不思議」的なSFが多く、ちょっと変わった設定も多いのだが、それでいて安定した人気をキープできるのは、“可愛さ”を磨き続け、ユーザーの期待を超えるキャラクターを創造し続ければこそではないだろうか。毎作、発売前のイメージとは異なるヒロインに人気が集まるのも上手さを感じる。グラフィックも含め、可愛いヒロインとの美少女ゲームらしい関係性を楽しめる、初心者にもオススメしたい一本である。