この度は萌えゲーアワード2018の大賞を「Summer Pockets」で受賞できましたこと、スタッフ一同、心から喜んでおります。
これも偏にSummer Pocketsに触れていただいたユーザーの皆様、販売までご協力いただきました流通様、ショップ様、雑誌社様、その他大勢のご助力のおかげだと感謝しております。
奇しくも今年で20周年を迎えるKeyの節目となるタイトルとして、胸を張れる結果を得られたことも嬉しく思っております。
PCゲームとして泣きゲーというジャンルを作ってきたKeyですが、その初心は常に忘れておらず、今回のSummer Pocketsも、やはり触れていただいたユーザーの皆様の涙無しではプレイできないクオリティをめざし、その期待にも応えられたと感じています。
平成が終わり、令和が始まりましたが、Summer Pocketsは「懐かしい平成」を色濃く残せる夏を描きました。
皆様に支持いただきました本タイトルは、Keyの大切なコンテンツとしてこれからも様々な展開をまいります。
受賞にあたり、投票して下さいましたユーザー様、選考していただいた関係各位の皆様方の期待を裏切ることの無いよう、選んで良かったと思っていただけるよう、
Summer PocketsをKeyでも盛り上げてまいります。
21年目のKeyをこれからもよろしくお願いいたします。
Keyスタッフ一同
ユーザー投票の結果をもとに審査員が各賞を選定するという萌えゲーアワードの中で、ユーザー支持賞だけは投票結果だけで決定する。そんなユーザー支持賞であるが、本年は圧倒的な得票を集めた『Summer Pockets』が、この賞を受賞することとなった。作品への注目度やプレイ後のユーザー満足度の高さがこの得票に繋がったのは間違いない。特にここ数年の美少女ゲームは、売上以上にユーザー満足度が作品の盛り上がりやブランドそのものへの注目度に直結する傾向にある。ユーザー支持賞の投票も同様だろう。
もう一つ注目に値するのが、『Summer Pockets』が一般作であること。非18禁タイトルがこの賞を受賞するのは、アワード開始以来初。「一般作は売りにくい」と言われる中での高評価は、作品クオリティーが幅広いユーザーに支持されたからともいえるだろう。