金賞・燃え系作品賞

シルヴァリオ ヴェンデッタ

シルヴァリオ ヴェンデッタ
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金賞・燃え系作品賞

受賞コメント

この度「燃え系作品」の部門において、シルヴァリオヴェンデッタを受賞していただき、誠に光栄に思っております。

弊社lightが燃えゲーに特化し始めてから早数年、その間に積み重ねてきたシナリオ面での工夫、バトル演出に適したグラフィック、場面を盛り上げる音楽の方向性などなど……それら2015年に至るまで蓄積して来たあらゆるノウハウを出来る限り詰め込んだ集大成が、本作ヴェンデッタと言っても過言ではありません。

「燃えゲー」としての熱さを追求しつつ、さりとて「萌えゲー」だからこそできるキャラの魅力を軽視しない。そのバランスを見極めて世に送り出されたこの作品が多くのユーザーから評価されたという事実は、我々にとっても非常に感慨深いものであり、次回作にして続編の「シルヴァリオトニリティ」を製作する上で何よりの励みになったと感じています。

美少女ゲーム業界において「燃えゲーといえばlight」と評されるよう、これからもユーザーの皆様が夢中になれるような作品を作り続けていきたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願い致します。

(シナリオライター 高濱亮)

講評

美少女ゲームとは雑居ビルのようなもので、18禁という縛りの中で、様々なジャンルのゲームが登場するのが魅力である。この「燃え系作品賞」は、そんな美少女ゲームの多様性、幅広さを表す省の一つといえるだろう。
 萌えゲーアワード2015で燃え系作品賞を受賞したのはlightの『シルヴァリオ ヴェンデッタ』。この賞は昨年から設けられたものだが、lightは『相州戦神館學園 八命陣』に続いて、2年連続の受賞となった。
 アニメ化が予定されている『Dies irae』シリーズなど、ストーリー性の熱いバトルものに定評のある昨今のlightだが、『シルヴァリオ ヴェンデッタ』は昨年発売された完全新作。舞台設定、キャラクター造形、ドラマ構築などに定評のある同ブランドが、これまで培ってきたノウハウを結集して新たに紡いだ本作は、新たな看板シリーズになるポテンシャルを秘めている。単純に「バトルもの=燃え」ではなく、そうした全体的な可能性まで考慮に入れて、審査委員会ではほぼ満場一致で、2016年の燃え系作品賞を受賞した。

(電脳妄想開発室 今)