マルコと銀河竜 ~MARCO&GALAXY DRAGON~
TOKYOTOON
この度は『マルコと銀河竜』が萌えゲーアワードのイノベーション賞をいただくこととなり、
プレイしていただいた多くの皆様をはじめ、
本作の発売や展開に協力していただいた皆様に深く感謝を申し上げます。
ADVというジャンルには必ず、読み手の速度、リズム感があります。
そのリズムに乗って、跳びはねるキャラクターたちとともに
踊り歌うような気持ちになれるのが、このジャンルの素敵なところだなと思います。
『マルコと銀河竜』ではそのリズムに乗せて、技術や衝動や、
各現場スタッフの粘り(魂)みたいなものを詰め込んだ結果、
イノベーションという言葉が示すような、
なんだかすごいエネルギー、が爆誕しました。
もしこれが、とおくまで明るい光となって届くのであれば大変光栄です。
まだ生まれたばかりの赤ん坊のようなタイトルです。
先日めでたく、1才になりました。
すでに立ち会ったよという方はもちろん、
これからの方にも、そのエネルギーを体感していただければ幸いです。
TOKYOTOON hato
2020年に発売された美少女ゲームの中で、もっとも異彩を放った作品として記憶されるのが『マルコと銀河竜 ~MARCO&GALAXY DRAGON~』ではないだろうか。独特のキャラクターデザイン、カートゥーン・アニメーションの大々的な導入など、発表直後からファンや業界の耳目を集めた作品であり、さらに発売後はそのクオリティーの高さや充実した内容に高評価が与えられた。
一般作品であることが萌えゲーアワードの投票ではディスアドヴァンテージになるのではないか、との見方もあったが、こちらも多くの支持を得て、2月のユーザー投票で2位を獲得することになった。
そんな『マルコと銀河竜 ~MARCO&GALAXY DRAGON~』にふさわしい賞は、やはりイノベーション賞ではないだろうか。意欲的、挑戦的な作品内容は、おいそれとまねのできるクオリティーやボリュームではないが、本作のヒットが美少女ゲームの新たな可能性を示してくれたと考える。