金賞・純愛系作品賞

放課後シンデレラ

HOOKSOFT

金賞・純愛系作品賞

萌えゲーアワード2020 店舗賞

受賞コメント

HOOKSOFTです。
この度は『放課後シンデレラ』に萌えゲーアワード『純愛系作品賞』を頂きまして誠に有難う御座います。

私たちは純愛系メーカーでもありますので、このような賞を頂く事が一番安心致します。
『放課後シンデレラ』はHOOKSOFT20周年の節目として制作した一作でした。
ここにはHOOKSOFTとして今まで考えてきたことや、20年のなかで変化してきたもの、変わっていないものなど色々な要素を稚拙ながら詰めさせて頂きました。

結局やったことは、大作として仕上げるのではなく堅実に積み重ねていく事でもあったので、ここらもHOOKSOFTらしいのかもしれません。
「純愛とはなにか?」単純なようで難しく、毎回姿カタチを変えるそれは私たちにとって非常に探求し甲斐のあるテーマでもありました。

今作『放課後シンデレラ』で盛り込んだことは、派手な舞台設定の一切を捨て日常をただひたすら描くという事であり、その題材として「放課後」を取り扱いました。
学生生活を送る上で誰もが経験した「下校」という行為の積み重ねのなかに恋愛を混ぜていきました。
ヒロイン関係無いモブイベントを多数用意したのも「下校=恋愛」にならないようにするためでして、ヒロインと下校出来る事の特別感にも繋げておりました。

特別な事が何もないからこそのさりげない日常のドキドキを感じて頂きたかったので、学園モノに求められるイベントも大胆にカットしました。
二次元ヒロインと恋愛する感覚を盛り込んでいっておりますので、そういうものが好きな方は是非『放課後シンデレラ』をプレイしてみて頂きたいです。

HOOKSOFTも20年を超え、これからも皆様には私たちが考える純愛を共有して頂けるよう提供を続けていきますので引き続きご愛顧のほどどうか宜しくお願い致します。

講評

登校や授業中、休み時間に文化祭や体育祭などの各種イベント。学生時代に女の子と交流する時間&場所はさまざま。学内外を時とともに動き回る女の子を追いかけ、仲良くなるのがアドベンチャーゲームの醍醐味。システムやシチュエーションに独自のこだわりを持たソフトを作ってきたHOOK SOFTが本作で打ち出したのは、なんと「帰宅時の下校」に特化した物語。級友や先輩後輩と下校する途中で、たわいもない会話に興じたり、ちょっと寄り道して買い物したり、買い食いしたり。「普通の学園生活」のヒトコマが淡々と丁寧に描かれていき、積み重ねられていく。女の子と一緒に歩くときなどに表示される横顔アップも相まって、ときめき下校のバーチャル体験! 女の子の表情に一喜一憂できる、純愛に彩られた青春の一コマを追体験できる一作となっています。

(ライター 霧方るんた)

アマカノ2

あざらしそふと

金賞・純愛系作品賞

受賞コメント

あざらしー!(挨拶)
アマカノ2が「萌えゲーアワード2020 純愛系作品賞」に選出されたということで、スタッフ一同、大変光栄に感じております。

このような素晴らしい賞をいただけたのは、制作に携わってくださったスタッフのがんばりと、ユーザー様の応援があってこそです。
この場を借りて、皆様には改めて、お礼の言葉を申し上げさせていただきます。
ありがとうございます!

アマカノ2は「完全新作」として、ヒロインも舞台地も一新し、今までにはない新しい試みも取り入れた作品ですので、評価をいただけたことを大変うれしく思っております。

「あざらしそふと」はこれからも、日々の疲れを癒やすような、あたたかくて優しい恋物語をお届けしていくつもりですので、これからもご注目、ご声援いただけますと幸いです。

あざらしそふとディレクター/あおきゅん

講評

2014年萌えゲーアワード・エロス系作品賞PINKを受賞した『アマカノ』。そのシリーズ完全新作『アマカノ2』が純愛系作品賞を受賞することとなった。
『アマカノ』シリーズのコンセプトである「甘くて甘い恋愛模様」はもちろん、主要スタッフが続投して贈る本作。そのデキは一言で言うと「すべてが前作以上」であった。グラフィックの進化など目に見える部分はもちろん、本タイトルの主軸である「3人の女の子たちとの恋愛」は予想以上に楽しかった。
徐々に近くなっていく距離感、そしてその反応には思わず頬が緩むし、いざ付き合いだしてからも「ああ、ココ可愛いな」と思わせるキャラクター造形やストーリー構成はさすがとしか言いようがない。キャラクター1人分のボリュームもあり、それが3人分楽しめるとなれば…そりゃユーザーの支持集めるワケですわ。ちなみにこのタイトル、もちろん「恋愛」も楽しいのだが、Hシーンも相当良いデキなので、そっち目的でも十分楽しめるので、ぜひプレイしてみて欲しい。損はしないから。

(元びーパラ編集部・丸山和巳)

pieces/揺り籠のカナリア

Whirlpool

金賞・純愛系作品賞

受賞コメント

『pieces/揺り籠のカナリア』を選出していただき誠にありがとうございます。

前作『pieces/渡り鳥のソムニウム』から続いての純愛系作品賞ということで、
両作とも評価いただけたということでとても光栄です。

『pieces/揺り籠のカナリア』は、前作で出し切って完結したエンディングに対し、
「どのようにすればさらに物語を掘り下げて良いものに昇華できるのか」を非常に苦労して生んだ続編タイトルです。
何度もライターやスタッフで打ち合わせを重ね、最終的に納得できるものができたと手ごたえを感じています。

この純愛系作品賞受賞をきっかけに、まだプレイしていないお客様に手に取っていただける機会が増えることを祈っています。

講評

2019年『純愛系作品賞』に選ばれたWhirlpoolの『pieces/渡り鳥のソムニウム』。約1年の時を経て登場したその続編に、2020年『純愛系作品賞』が送られるのは、もはや必然というものでは!? 夢を渡り歩く力を持つ主人公とヒロインたちが、甘くも、時にはほろ苦いラブストーリーを繰り広げた前作。それを受けて本作で描かれた物語は、もちろん彼らの「その後」。ヒロインの夢を応援する話から、前作では明かされなかった謎や心残りの解明などなど。もちろん結ばれて以降の話(例外が一人)なので、聞いていて体がかゆくなるようなイチャラブトークや超甘々ラブシーンが大ボリュームで収録されている。まさに『pieces』の世界を純粋に愛しているユーザーにぴったりな内容となっている。なお、完全続編なので、これから遊ぶ方は、是非とも『pieces/渡り鳥のソムニウム』からの始めるのがお勧め。お得な『pieces/渡り鳥&揺り籠セット』もありますよ。

(ライター 霧方るんた)