金賞・主題歌賞

できない私が、くり返す。|あかべぇそふとすりぃ

できない私が、くり返す。
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金賞・主題歌賞

受賞コメント

あかべぇそふとすりぃの中島大河です。このたび「できない私が、くり返す。」の主題歌『Re:Call』が、大変に栄誉ある賞をいただきました。皆様のご声援のおかげです。本当に本当にありがとうございます。

楽曲担当の西坂恭平氏と、打ち合わせの段階であーでもないこーでもないと大論争を交わし、いざ曲が完成して歌詞をつける段階で再び激論……紆余曲折すったもんだの大騒ぎを経て完成した楽曲です。5分強の1曲の中に、作品のテーマを、ストーリーを、そして制作陣の想いを、これでもかというほどギュッと凝縮して詰め込みました。

だからこそ、受賞の嬉しさもひとしおで……もうほんと、マジでありがとうございます。楽曲単体でも、そして「できない私が、くり返す。」という作品の大事な1ピースとしても、この楽曲を愛していただいた皆様には、どれだけ感謝しても足りません。

今後は楽曲だけではなく、シナリオもグラフィックも……様々な点で、より一層皆様に楽しんでいただけるようなゲームを制作していきたいと思います。これからもご声援のほど、よろしくお願い致します。

講評

今年度の主題歌賞は2タイトルとなりました。1タイトル目は『できない私が、くり返す。』です。霜月はるかが歌うオープニングテーマの「Re:Call」は俗にいう「萌えゲー」でよく流れる元気で明るくポップな主題歌とは一線を画しており、特に楽曲自体の壮大さが非常にゲームを盛り上げてくれます。オーケストラ構成でのフルヴァージョンアレンジを期待してしまうといっては言い過ぎでしょうか。

また、歌詞がメインシナリオに沿った内容となっているため、ゲームクリア後に聴くとさらに感動が蘇るというゲーム主題歌に相応しい楽曲となっています。

余談ですが、同じく霜月はるかが歌う『箱庭ロジック』も主題歌賞として推す声があったのですが、ボーカルが同じ楽曲の同時受賞はいかがなものかという声もあり、『できない私が、くり返す。』のみ受賞となりました。個人的にはこっちも好きなので聞き比べるのも一興ではないでしょうか。

(Game-Style創刊者・初代編集長 齋藤 大祐)

ハピメア Fragmentation Dream|Purple software

ハピメア Fragmentation Dream
オフィシャルサイトへ DMM.R18にて購入

金賞・主題歌賞

受賞コメント

いつもユーザーの皆様にご愛顧頂き誠にありがとうございます。パープルソフトウェアです。このたびは弊社作品「ハピメア Fragmentation Dream」が金賞・主題歌賞を受賞したと言う事を聞き、驚きつつもスタッフ一同大変ありがたく思っております。

今回受賞の名誉を頂いた「ハピメアFD」に関しましては、前作の「ハピメア」も含め、従来のパープルソフトウェアの作品とは一風変わった内容に挑戦しようという弊社にとって、ある意味勝負をかけた作品でもありました。雰囲気、キャラクター、シナリオ、それらの部分に細心の注意を図り作り上げた作品、それがこうしてユーザーの皆様に楽しんで頂き、更にはこのような賞まで頂いた事にスタッフ一同喜びをひしひしと感じております。

今後ともユーザーの皆様に喜んで頂ける作品作りを心がけ、頂いた賞に恥じぬようにしていきたいと思っておりますので、どうぞ暖かく見守って頂けますようよろしくお願いいたします。

講評

今年度の主題歌賞、2タイトル目は『ハピメア Fragmentation Dream』です。オープニングテーマの「幻想楼閣」は、1作目『ハピメア』のオープニングテーマ「夢の無限回廊」と同じく、橋本みゆきがボーカルを務めていますが、かなりテイストの違う楽曲となっています。ゲームのテーマである「明晰夢」という言葉が非常にマッチしたイメージの楽曲で、中毒性も高いため、人によってはハマりすぎてヘビーローテーションで聴いてしまうかもしれません。

Purple softwareと橋本みゆきはアワードが始まる前から毎年のように良い主題歌を出し続けている(「秋色」とか「L」とか「TIME」とか「恋桜」とか「未来ノスタルジア」とか「友恋」とか……)のですが、なぜか今まで霜月はるかと同じく主題歌賞を獲得できていませんでした。今回、お二人が揃って初受賞となり、感慨深いです。

(Game-Style創刊者・初代編集長 齋藤 大祐)